ののむらさんち

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墨田区:2016年秋オープン予定 「すみだ北斎美術館」工事現場見学 

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来年、2016年にオープン予定の「すみだ北斎美術館」の工事現場見学に行ってきました。

(サンケイリビングさんのモニターツアーです!)

 

葛飾北斎が生まれたのは、現在の墨田区亀沢付近。

引っ越し魔(その数なんと90回以上だとか)だった葛飾北斎ですが、作品のほとんどを墨田区内にて制作されたそう。

 

そのような縁のある土地に北斎の美術館を、と墨田区が計画を立てはじめて早25年!!

 

出生地となる亀沢に建設場所も決まり(最寄り駅は両国駅)、そして建築の着工も開始。

いよいよオープンが来年秋決まりました。

建築竣工は来年の春予定。

竣工後からオープンまで約半年の空白。

この半年は、作品のための空調の調節期間になるそうです。

 

すみだ北斎美術館が所蔵する作品のなかで特に見所となるのは、約100年間所在不明だった幻の肉筆画「隅田川両岸景色図巻」。

約7mの絵巻物です。

この絵巻物のなかには北斎の自画像ではないのか?と言われている人物も描かれています。

www.sankei.com

 

 

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写真は一緒に見学に参加した小説家の三谷晶子さん。鹿児島の離島、加計呂麻島に移住して3年目。現在、東京滞在中。

 

安全のために現場内ではヘルメットを着用しました。

 

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美術館の建設についてお話をして下さったのは大林組のやださん。

大林組東京スカイツリーを建設した会社です。

 

東京スカイツリーは、すみだ北斎美術館の工事現場からも見えます。

美術館は4階建て予定。

4階には東京スカイツリーを眺められる展望ラウンジが作られます。

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すみだ北斎美術館、工事現場地上より見える東京スカイツリー

 

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すみだ北斎美術館の模型。

 

 建物壁面はアルミパネルを使用。

スリット部分はガラス面となり、館内の様子が見えるデザインになるとか。

 

また、壁面のゆるかな斜面。

建築として難しい技術なのだそう。

 

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壁面に使用されるアルミパネル実物。アルミなので、夏でも熱をあまりもたないそうです。

 

工事は現在、2階の床作り前。

2階を作っていくために必要な足場作りを行っているとのことでした。

 

以上のお話を伺ったあとは外側からの自由見学。

自由見学中に撮影した写真を載せておきます。

 

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1フロアーの高さが5m予定。

完成の高さは現在の4倍くらいになるということです。

 

今後も工事現場見学のツアーは企画していくそうなので、

工事現場を見てみたい!

すみだ北斎美術館が気になる!

という方は

www.facebook.com

↑「すみだ北斎応援団」ページを是非チェック!

 

 

また、すみだ北斎美術館緑町公園内に建築中。

 

緑町公園では食育推進全国大会の一環で

茶屋・北斎〜北斎を食べつくそう〜

という20日・21日の2日間限定のイベントが開催されていました。

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北斎にちなんだ飲食やワークショップが開催されています。

個人的に気になったのは

第一ホテル両国和スイーツ

・マチヤスのフルーツシャーベット

・すみだ地ビール飲み比べセット

 

マチヤスのフルーツシャーベットは食べたので、そのうちブログに書きます。

 

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すみだ水族館より出張金魚屋台も出店中。