ののむらさんち

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生活:「フランス人は10着しか服を持たない」 を読んで服の数を減らしてみた

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持っている洋服すべてを把握出来ていなかった

洋服10着は無理!と読む前は思っていました。
読んでみると10着というのは厳密な10着ではなく。
(ちなみに、まるまる1冊服についてではないです。)

「フランス人は10着しか服を持たない」に書いてある10着は、
コートやドレス、シャツやカーディガンなど重ね着で使用するものをカウントしないことになっています。
「10着のワードローブ」を決めよう!という内容でした。


この本を読んで思い出したこと。
寝室にものをいっぱい置いておくと、視界に入るものを情報処理をしようとして脳が無意識化で疲れてしまうので、
脳をリラックスさせて眠りにつけるように、寝室にはものを極力置かないほうが良いという話。


今までは大した服をもっているわけではないのに、数ばかりはそこそこありました。
そして、何を着ようか朝からバタバタしたり、たくさんの服の目の前で「今日着ていく服がない!」になることも時折。

これって自分がどんな洋服を持っているのか把握出来ていなかった、情報処理しきれていなかったのかなと思っています。


洋服の数を減らしてみて、自分が把握出来る「ものの量」のなかで生活をするのが自分には合っていそう、と感じています。


洋服の数を減らしてみた

今着たい服は全てハンガーラックに吊るして、見えるところに。
着ない服は処分したり、収納箱へ。
収納箱は視界に入らないところに片付けました。

重ね着等の服を含めて20着。
朝、ハンガーラックを見て、瞬時にコーディネートが思いつく数。
これが私が把握出来る服の数みたいでした。

20着以上になると迷いが生じるし、服の数が増えるのにコーディネートに納得があまりいかない。
不思議なのですが服の数が多いほうが、一発でコーディネートがしっくりこないということが生じました。


自分の好みの服が分かってきた

20着の服を眺めて気付いたこと

・シンプルなものが好き。主に無地。
・ネックレスをしないので、首もとにアクセントがあるのが好き
・ロゴものはときめかない→殆ど着ていなかったものが多く、処分に
・仕事柄パンツスタイルが基本なので、スカートやワンピースはさほど着る機会がない
・白、ネイビーが好き
・洗濯が自宅でしやすいものが良い
・コーディネートに差し色を入れたがる

「着るつもりで買ったのに結局着ない服」を購入しなくなりました。

自分の持っている服をしっかり把握出来ていることで、服を買う前にコーディネートパターンが想像出来るようになったというのが理由として大きそうです。

今までは持っているあのパンツに合いそうなトップスだな〜と1コーデ案のみしっくりきたら購入ということもありました。
コーデパターンが少ないものというのは使用回数も低い。
このことが分かったので、コーデ案が少ないものは買わなくなりました。


生活にも同じことが言える

これから読みたい本を寝室に並べて置いていたのを、今読んでいる本だけ手元に残して、他は一旦片付け。
まだ読んでいない本を傍に置いておくというだけでも少なからず気が散っていたみたいで、手元にある本により集中出来るようになりました。

やっぱり寝室にものは置かないほうが良さそうです。
熟睡出来るようになって、起床時に頭のなかがすっきりするようになりました。


本のほか化粧品だったり、雑貨だったり、書類だったり、パソコンのディスクトップ画面も同じ。

今、使っているものだけを手元に置く。
今までは使っていないものもなんとなく置いておいていましたが、視界に入るものに対して無意識に頭を使っていたのだなということが実感出来ました。
視界に入るものを減らすというのがこんなにもストレスフリーになるのかと目から鱗です。
また、自分が好きものは何か、やりたいことは何かが明確にもなりました。
明確になった分、やりたいことに集中する時間が自然と増えたので、充実感が増している今日この頃です。